【精神疾患】お金の心配

精神疾患の治療で一番金額の張るものは、やはり薬価代かと思います。

診察の頻度にもよるかと思いますが、私の場合は最多で月に3回くらい通院していたので、その1回の通院の診察代で1,300円くらい(診断書などの書類も必要な場合はプラスで3,000円くらいでした)、薬の代金は1ヶ月で約6,000円ほどかかっていました。
幸い、途中からジェネリック薬品へ変更して1,000円くらい安くなりましたが、それでも毎月の薬代だけで5,000円というのが数ヶ月間続きました。

精神疾患の薬価代が比較的高価な理由には、現代病と言われる由縁なのかもしれませんが、現在進行形で研究中の分野でもあり、新薬が現状でも出続けていることから、後発薬が出るまで時間を要するため、良薬が安価にならない背景があると思います。
確かに以前の抗不安薬などは副作用が大きいものが多かったと、今でもお聞きすることがあります。

しかしながら、これら治療代を補助する制度もあります。
「自立支援医療制度」というもので、私自身はこの制度を利用した経験はないのですが、聞くところによると、診察代や薬価代など医療費の負担を約半額まで公的に補助していただけるそうです。

確かに、疾患になりたての頃は休職や退職で傷病手当のみの収入や、長くかかれば場合により失業保険のみで治療費のやりくりをしなければなりません。
これに生活費や税金などもかかるわけですから、利用しなかった自身でもお金の心配をしていた時期はありました。
これはいくら治療に励んでいたとしても心身的なストレスになりますし、私も実際にここから節制の生活を続けることになりました。

精神疾患は数週間単位で改善する方もいれば、数ヶ月または数年単位でようやく寛解に至る方もいます。
後者の方々は積極的に公的な補助制度があれば利用すべきかと思われます。
自身はその中間くらいでの寛解となりましたが、やはりお金の心配は精神的に悪かった思い出があるので、まずはこの心配を解消する上で、今回は「自立支援医療制度」をご紹介させていただきました。

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