【精神疾患】破滅願望と生きる目的

精神疾患の考え方の中に、破滅願望というものがあります。
これは自身の破滅ではなく、外界を取り巻くもの…例えば、家が災害にあうとか、会社が倒産するとか、究極は地球が滅ぶといった考えが頭の中を支配してしまっている状態です。

これらはいつかはなくなる可能性はあるでしょう。
明日かもしれないし、1ヶ月先かも知れなければ1年先かもしれないし、もっと先の出来事かもしれません。
恐らく健常な方であればそのようなことを考えたとしても、頭をよぎるだけですぐさまそんな可能性は捨て去れることでしょう。
しかしながら、精神疾患でマイナス感情が働くと、このような考え方に固執してしまい、まるでこれが願望のように思えてくる場合があるのです。

世の中に存在するものは必ずいつかはなくなるものですし、永遠に続くものなどまずないと思います。
私たちはその中で精一杯日々を過ごして、喜びや悲しみを享受して、運命づけられているであろう死へと向かっていきます。
確かに有事に備える姿勢は大切ですが、有事を自ら願うのはお門違いだと思います。 

私自身、そのような考えに囚われた時期もありました。
一日中、自宅に隠って体は休めているとはいえ、そのような考えがよぎる状態が続くのもやはり精神疾患の一環ではないでしょうか。

ようやく外出できるようになれば人間、目的の定まる行動が少しは出来ると思うので、その目的に集中した考え方が出来ると思います。
常に目の前に目的を持ち続けて生きるのが人間性のある考え方が出来るという状態なのではないでしょうか。

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