【日常】愛国心と郷土愛

私は日本人ではありますが、特別に日本というものを意識したことはありません。
もちろん、親戚のいる土地など、幼少期に過ごした土地にある程度の愛着はあります。

また、私の場合はドイツという土地も人生に大きく関わっているため、日本人ながらこれは意識する部分があります。
ではこれは愛国心と思うかというと、そのようには思っていません。

日本人の多くは日本に対しての愛国心を意識してないように思います。
欧米ではよく愛国者を自負する方も多いのですが、日本の場合、愛国というと国を称えて中性を誓うような軍国主義の結びつきを考えて、あえてこれを意識しないようにしてきた教育の面もあるかと思います。
私自身、こういった側面があったとしても、否定も肯定もしません。

ですが先に述べたように故郷や過去にお世話になった土地にた対する愛着は誰にでもあるかと思います。
これが郷土愛といった部分なのではないでしょうか。
例えば生まれは、いわゆる地方でも、進学や就職を期に首都圏や都市圏に移住する人は多いと思います。
これらの方々に郷土愛がないとまでは言いません。
生まれた土地で進学~就職を過ごし、住み続ける人もいますが、これらの方々にも郷土愛を意識している人も少ないでしょう。

最近では「ふるさと納税」などもありますが、この中で本当に自身の故郷に納税している人はどのくらいなのでしょう?
要はその人の思いにしか過ぎないのかもしれません。
私の場合のドイツへの想いや、地方の親戚が住む土地への想いは確かに郷土愛とは言えると思っていますが、日本やドイツの愛国者かと問われれば、そうとも素直に言えないような気持ちがあります。


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