【精神疾患】私の考える精神障害について

精神疾患による障害について、よくこれは脳の病と考える人が多いかと思いますが、経験した私自身はそうは思っていません。
自身、心療内科以外に、脳外科も受診した経験がありますが、脳自体の異常は認められませんでした。

よく心の癌とも揶揄される精神疾患ですが、私自身もこれは冠状に左右される問題も含んでいるものと思います。
私の考える感情の仕組みは簡単に表すと、頭で考え、身体で表現されるものだと思います。
精神疾患の状態では、考えた後、体に作用する部分に障害が起こり、いわゆる抑うつのような状態となってしまうことがまず第一にあると思います。

人間は様々な行動を起こそうとすると、その体内で様々な物質が分泌されます。
アドレナリンやドーパミンなど、これらの物質が該当するかと思いますが、精神疾患の状態だと、これらの物質が正常に分泌されず、身体(体調)に影響を及ぼし、日常生活に支障をきたす状態になってしまうのだと思いました。

無論、脳に直接何らかの外傷を受け、このような状態になることもありますが、感情的なショックや、日常の環境による影響でこのような障害が起こることの方が現代社会では多いようで、自身の場合も後者の影響が人よりも大きかったのだと思います。

精神疾患を声に出すことを、同情を買うような行為として嫌う方もいるかと思います。
私自身、このような意見は否定しませんし、むしろ賛成すべき意見だと思います。
しかしながら反面、先にも述べた通り、精神疾患を患うと、体内で様々な物質の分泌が正常に行われないことからの感情のコントロールが難しくなる人も少なくないのが現状です。
私自身、確かに感情のコントロールが疾患の以前より難しい部分も一部あり、このように書き記すことで何らかの安定を得ているのも事実です。

私のように、公演やブログで共有したいと思う人も入れば、SNSや動画配信で声をあげている人も実際にいます。
声をあげるということは私も否定しませんし、私自身がそうであるように、治療の一環ではありませんが、「私はここまで言えるようになった」、というひとつのマイルストーンとして声を出す分には、むしろ精神疾患にとっては良い傾向なのかもしれません。

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