【過去】ドイツにコンビニがないわけと過ごし方

まず、はじめにことわっておきますが、ドイツには基本的にコンビニはありません。
日本人には考えられない、馴染みがないと思われる方もいるかもしれませんが、法律上も「閉店法」というものがあるため、24時間営業は法律で禁じられているからです。

以前も論じましたが、買い物は朝方~昼間のうちで、夜間は飲食店がやっている程度です。
また、これにはドイツの食の文化も関係しています。
朝食は別として、昼食は基本的に焼き物や揚げ物など温かく火の通ったもの、夕食は「カルトエッセン」といって、パンとハムやチーズ、サラダなど火を通さない、いわゆる冷たい食事を基本としている日々の食文化が一部あります。

我々日本人は一見不便と感じるかもしれませんが、もしドイツへ行く、ドイツで暮らす場合はどうすれば良いでしょうか?
旅行者としてならば、日中のうちに水と軽食は確保して携帯しておくのが無難です。
夜間でも一部の駅ナカの店舗や街角の小さな路面点で菓子類は買うことができますが、スナック菓子やグミ類でお腹を満たすことはできないでしょう。

グミといえば「HARIBO(ハリボー)」のグミ、日本でも世界的にも熊グミで有名ですが、このハリボーはドイツの製菓会社ですので、日本以上にその種類や、ドイツ独特の「黒グミ」なども購入できますが、いずれにしてもお腹を満たすには、パンや飲み物を常に携帯しておくくらいの意識が必要かもしれません。

このように文化的な違いに、日本人は不便と感じてしまう側面もあるかも知れませんが、ドイツ人には親日的な方も多く、またヨーロッパの中でも比較的治安の良い方、かつ世界的な遺産も多い国ですので、旅行や短期的な滞在には日本人向けの土地と言えるのではないでしょうか。

どうしても住んでいた私からするとその目線でしか伝えられず、申し訳ないのですが、興味のある方にはぜひとも訪れていただきたい国の一つです。

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