【精神疾患】大きく変わった価値観

私は傷病に罹患する前後で大きく変わった二つのことがあります。

一つ目は、他人を第一印象だけで見ないことです。
特に日本人の場合、右に習えで志向や考え方の特異な人間がいるとそれだけで一定の型にはめようと考えがちです。
また、面接や面談の機会での好印象を重視しがちな場合が多いですが、ほんの数分でその人の人間性まで分かるでしょうか。
私の場合も、以前は見た目で人を判断していた時がありましたが、今では例えば初見で意見や考えが合いそうにない人でも、その印象だけで人を判断せず、ある程度の長い時間接する機会の中でその人を理解するよう努めるようになりました。

二つ目は、他人に対しての物事を許せるようになってきたということです。
これは一つ目の事由とも関係していますが、以前の私は自身のミスも他人のミスもケアレスミスであっても、これにたいしてイライラが募る方の人間でした。
また、ミスの多い人間はそのように決めつけ、例えよい結果を収めようとも、認めようとしませんでした。
しかし、今ではミスや失敗は起こるべくして起こるものであって、誰かのせいではないと思えるようになり、それ自体を責めるよりも、次からどうしたら良き方向を目指せるようになるか、視点を変えるようになることができました。

でも、精神疾患となる以前の過去の思い出の中で赦せないこと、赦せない人への思いは消えることはありません。

これら、自身の考えを変えたのは、治療とともに並行していたカウンセリングの影響が大きいと思います。
「カウンセリング」って抵抗のある方も多いかもしれませんが、実際に人に話すことで発散、解決できることも多いと思います。
色んな思いを内にため込むことでストレスになることも多い現代社会ですからね。

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