【精神疾患】寛解後の闘い

最初から後ろ向きなことを言うのは気が引けてしまいますが…精神疾患には完治ということはありません。
自身でもそう思っていますし、頭の片隅では一生闘わなくてはいけない疾患とも思っています。

しかしながらこの反面、「寛解」という概念があります。
これは再発する可能性を残しつつも、症状としては一旦治まり、日常生活に支障が出ない状態のことだと思います。
要はこの「寛解」の状態をいかに長く維持できるかが、重要なことだと思います。

無論、私自身この寛解のような状態になってからも、数ヶ月とか半年に1回は通院をしていますし(一番症状の酷いときは改修のように通院していました…)、薬の服用が必要なときが今でもあります。
しかしながら、フリーランスという形での仕事をとって、外出することはもちろん、年に数回ですが泊まりで地方に行くことや、海外へ滞在することも少しずつですが対応できるようになってきた現状です。

依然として頭の中では「再発」という言葉と戦っていまし、症状が悪くなることも年に何回かあることはあるのですが、日常に支障をきたすほどではないです。

また、自身は講演の際によく耳にする、精神障害での自立支援や障害者認定も受けていません。
受けていないからといって、否定する気ではなく、これらの方々と接する機会もあるので、寛解後の日々勉強にも大きく役立っています。

自身の想いとしては、精神障害を患ったから同情…などではなく、同じ普通の人間として接してほしい、というだけです。
もちろん、上に述べたとおり、障害者として支援の必要な方々もいるでしょう。
しかし、例えば日々の仕事において極端に簡易的なものの対応や、難易度の高い思われる業務を極端に長くて余裕のあるスケジュールで指示するなど、逆に不安をあおり、再発を加速させているようなケースの話も実際に聞いたことがあります。

普通って考えてみると難しいのかもしれませんが、常識と言うだけで型にはめて考えてほしくない、ということだけは経験上、声を大にして言っておきたいことです。

今アツい投稿記事です

【日常】フリーランスは相手に主導権を取られないこと

【精神疾患】人はなぜ人を憎むのか

【日常】インボイス制度による激震

【過去】ドイツのグルメ

【日常】焼そばに合う紅茶