【過去】ドイツという国との関わり

私は幼少期、父の当時の仕事の関係でドイツ(当時は西ドイツ)で小学校時代を日本人学校でありながらですが、過ごしました。
ちょうど自身も多感な時期で、かつサッカーW杯3度目の優勝や、東西統一の時期も重なって、かなり鮮明な思い出となって残っています。

成人してから仕事も何か漠然とではありますが、ドイツと関わりたいと思い、Web関係ではありますが、今に至っています。
ほとんど現地の方との日本語でのやり取りで、すっかり会話などは忘れてしまっている胃まではありますが、単語単位での片言であればわかることもあるので、その経験は役に立っているかと思われます。

もちろん自身でも何年かに一度は現地へ出向く機会もあるのですが、幼少期の当時の生活習慣も役に立っています。
以前の記事でも書き記しましたが、働き方や買い物をするときの時間的感覚や、マナーなど、特に日本と異なるのは人前で鼻をすする行為は厳禁です。
これは日本でいえば人前で音をたてて放屁をするのと同じような行為とみなされますので、公共の場ではあかの他人であろうと鼻をかむように促されます。
要は鼻をすするよりも、きちんと鼻をかむという行為の方が正当化される文化なのです。

あと飲み水でも、日本よりも気をつけなくてはなりません。
今でこそ、日本でも飲み水はミネラルウォーターという方が多数かもしれませんが、水道水でも飲めないことはありません。
ドイツでの水道水も飲めないことはないのですが、カルキ製粉が日本よりも多く、鉱水のため鉱物の成分も日本より多いのが一般的です。
そのため飲み水や調理で使う水はミネラルウォーターが普通ではありますが、レストランなどでは有料で、かつ炭酸水を飲み水としての出す店舗が圧倒的に多いです。
場合によってはトイレでの手洗いも有料なことがあるので、注意が必要です。

これら文化の違いは慣れてしまえば何も問題なく生活できるものなのですが、会話のニュアンスなどで当初は異なった認識で考える外国の方も多いとき来ますので上記はご参考程度にお願いします。

「郷に入れば郷に従え」ではありませんが、私の場合、幼少期の経験でこの辺り、一般的な日本人よりは柔軟に考えられるのかな、と思った次第です。

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