【日常】食べログ…ってそんなに気になります?

私の仕事上の機会で、外食産業やレストランのブランディング、コンサルティングに関わることがあります。

その中で特に若手のオーナー様などに多いのですが、食べログなどのインターネットの批評や評価を気にする方がいます。
これについて、私の見解ではありますが、特に期期する必要はない、と言わせていただいています。

正直、ネット上でアクセスデータを取ってみると、これら評価サイトからの流入はほんの一部の層からの流入にすぎず、その店舗の公式ページがある程度しっかりと予約などで作り込まれていれば、そこからの顧客獲得の方が圧倒的に見込めるからです。

私自身、これらの批評サイトの評価を否定する気はありませんが、特に気にして入店を選択すると言うこともさほどありません。
活用している世代の方々には一部、指標となってささる部分もあるかと思いますが、親の世代、祖父母の世代ではまず気にしない指標と言ってもよいでしょう。
この世代になると、行きつけの外食店舗も増え、他の批評や評価を外食に限っては気にする必要がない、といった背景もあります。
逆に言えば、外食店の事前情報や評判といった部分を数値化して、特定のこれを必要とする層にささるように仕掛けた、食べログなどは、もともとのニッチな潜在層からのうまく社会に溶け込めたサービスのひとつの事例ではないでしょうか。

食の好みは一人一人違ってよいものでもあります。
行きつけの懇意になれば自然と好みの味に合わせてくれるレストランなども私自身、いくつか知っています。
批評サイトの数値もあくまでその人の好みであって、好きな味は自分で探求する…そのくらいの意識は誰しもが持ってもよいものなのではないでしょうか。

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