【精神疾患】どうしてよいかわからないとき…何もしない方が得策

私も経験したことがあるのですが、精神疾患の症状の中で焦燥感というものがあります。
文字のとおり、とにかく焦りが出てどうしようもなく、時には自分を追い込むようになって、何かをしなければどうにかなってしまいそうになるほどの状態になることもありました。

私の場合、特に休日や休職などで休みに入った頃、普通であれば仕事を離れてオフを満喫やとにかく体を休めることに集中のはずなのですが、このオフのスイッチがうまく切り替わらず、気持ち的に休んでいる場合ではない、とか休んでいる間にどうにかなったら自分のせいだと考えてしまって、結局何もできない状況にも関わらず、自身を責めてしまう状況に陥ることがあるのです。

このような場合、個々人にもよりますが、まず考え方を割りきるまで、いくらかの時間が必要です。
それで、本当に休んで良いんだと思えるようになってから、心身ともに本当に休める状態が初めて作れます。
精神疾患の場合、まずとにかく休ませると言いますが、上記のようなプロセスで休息に向かう場合が多々あるためです。

ここで休める状態が作れるようになったら、本当に何もしないということに心掛けた方が良いと思います。
人間にはいい意味でも悪い意味でもルーティーン化している行動というものがあって、休める状態となって初めてルーティーンの部分から外れることができます。
起きる時間や寝る時間、通勤の時間などがないある意味、非日常がそこに訪れるわけです。
で、これらの時間を何か他に割り当てるのではなく、まず何もしない時間に割り当てるのが重要なのです。
何もしないと人は自然と休む方向へと持っていく場合が多いと思いますので、まずは何もしない。
何かする時間に割り当てるのは、回復期へ入ってから、そこで初めて考えるくらいで良いと思います。

この焦燥感による何とも言いがたい状態は、最初は本当に辛いと思いますが、何とか乗り切り、何もしないで休めるまで、主治医や家族でも良いと思うので、話してその方向へ向けるよう、協力して進んでみてください。

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