【精神疾患】日本人における差別意識と障害者

今でこそ少なくなってきましたが、外国人の方に聞くと一番嫌いな日本語は「ガイジン」という時代があったそうです。
また、海外の方に聞くと、日本は障害者の方に優しくない、といったイメージを持つ人も多いようです。
ではなぜこのような差別のイメージが少なからず日本にはあるのでしょうか。

第二次大戦中、日本はアジア諸国へ多大な侵略とも言える行為がありました。
また、戦国時代にも各地で領土の征服にともなう争いが激化していた背景があります。
我々のDNAには、弱者にマウントを取ることで安心できるような感情が組み込まれているのかもしれません。

私自身、幼少期に海外にいたことで、現地のいわゆる不良少年みたいな輩から、面白半分に中指を立てられたり…経験があります。
恐らく日本ではそこまでするケースは少ないでしょうが、潜在的に異形の者、マイノリティな者へ対するマイナスイメージはあるのではないでしょうか。

障害者、特に精神障害者が犯罪を犯すとマスコミはこぞって報道しますが、よく考えてみてください。
健常者の起こす犯罪の方が圧倒的に多いということを…
障害者に優しい社会と唱ってはいるものの、実際は明確に仕事上の制限や、受けることができる福祉サービスで線引きされているのが日本です。
この恩恵を受ける障害者の方が多いのも事実ですが、そうではない国もあります。

要は社会が障害やマイノリティの方々をどのように受け入れるかが重要で、そこに介在する差別的な情報とどう向き合うかが本質的な問題なのだと思います。

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