【精神疾患】ゲシュタルト崩壊を起こしやすい日本人

ゲシュタルト崩壊とは…あるまとまりのある構造のものが突如としてそのまとまりが失われてしまい、バラバラに切り離されたものとして認識されてしまう現象のことを言います。

自分で書いていて何の事?みたいな感じですが、例として、以下の数行を最初の一文字から順に何分間か凝視し続けてみてください。

仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏仏

…単純な仏(ほとけ)という文字の集合体ですが、ある瞬間、突如としてこの文字を認識できず、カタカナの「イム」と見えてしまった人もいるのでは…これが「ゲシュタルト崩壊」の一例です。

これは漢字やひらがな、カタカナを使う日本人には起こりやすく、アルファベットを使用する欧米の方々には起こりにくいという一説もあり、健常者でも起こりやすい人と、全く感覚として感じられない人に分かれるそうです。

で、私の場合ですが、自身の趣味のひとつに読書があるのですが、精神疾患の罹患時にこれが全くできない時期が一時期ありました。
要するに、本の文字を読んでいくうちに、これが文字と認識できなくなり、ただ何かが羅列しているだけのものと感じてしまうのです。
最大は新聞で、文字がぎっしりと埋め尽くされている紙面を読もうとすると、全く意味をなさない文字の塊となってしまい、読めないのです。

私の場合はこれらは一時的なものでしたが、精神疾患の経験者の方の話を聞くと、少なからず同様の経験をなさった方々もいました。
しかしながら、精神疾患との因果関係は未だにまだ解明されてはいないようです。

やはり、この辺りは個々の感覚にもよるかと思いますが、昨日投稿した、「デジャヴ(既視感)の感覚」と共に感じる人は感じますし、感じない人は全く感じないことなのだと思います。

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