【日常】最近のフリーランスの大変さと補償について

最近になって思うのですが、フリーランスやノマドワーカーが私の周囲でも増加傾向にあります。
当然ながら自分で仕事を取っていかねばならないので、しのぎを削るわけなのですが…この影響もあってか、一本の案件の単価が著しく下がってしまう場合があるのも事実です。

そもそもフリーランサーは個人事業主ですので、企業の会社員よりも、社会的な補償の面でも決して優れてはいません。
国民健康保険や国民年金という制度はありますが、大手企業の健康保険組合や厚生年金ほど手厚いわけではありませんし、これらと同等の水準を求めるならば、貯蓄が重要になってきます。
このあたり、会社員時代であれば給与からの天引きで計算されるので、さほど意識はしていませんでしたが、実際フリーランスに転向してみると、税金などで出ていくお金も以外に多いことにも初めて気づきます。
中には例外的に上手くやり繰りして投資に手を出している人もいますが、実際にうまくいっている人はほとんどいないです。

話を戻しますが、フリーランス案件の単価が下がっている問題について、日本の企業ってどうしてもエンジニアやクリエイターを安く使おうとする傾向があります。
これは開発会社や制作会社よりも、事業会社などであれば如実に現れます。
以前にも書いたかもしれませんが、事業会社はその事業には長けているのかもしれませんが、開発や制作に対しての評価が疎く、事業の根幹を支えているにも関わらず軽視している風潮があると思うのです。

私たちフリーランサーも少なからずこのような影響は受けていると思います。
でもこのような状況が続くと、とてもではありませんが経済が活性化するとは思えません。
お金の回るサイクルがなく、貯金はおろか、生活するのにギリギリの働き手も多いと言われているのですから。
そこに、投資を積極的にとか、老後に数千万円必要とか、もはや訳がわからない社会になってきているのでは?と思うのは私だけでしょうか。

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