【精神疾患】処方薬のなくなる怖さ

よく精神疾患の通院時に、どうしても次の予約まで間が空いてしまうため、薬の処方が途切れるような状況が発生してしまうことがあります。
親切なクリニックであれば、緊急的な措置として、電話診療など通院での診察なしに処方箋をいただける場合もあるようですが…

こと、抗精神薬についてはその治療の特性から、急に薬が途切れる、断ってしまう状態をよしとしていません。
これらの処方薬は、常備薬のように即効性ではなく、服用を続けることによって、その効果が少しずつあらわれるものも多いからです。
ですので、断薬するときにも、少しずつ服用量を減らし、薬のない体の状態を作っていく必要があるのです。

薬の急な断薬は、状態を悪化させるばかりか、さらに状態の段階を落とし、最悪の状態と思っている以下の状態まで体調を落としてしまうことまであるそうです。
場合によっては、このような状態から更に薬を処方され、過剰摂取して、さらに段階を落とすような負のスパイラルが続いてしまう人もいるようです。

ですから、こと精神疾患に関しては、必ず定期的な通院をして、決められた処方薬を決められた分量だけ飲みきり、日々の生活をしていく必要が、絶対的にあるのです。

上記の通り、規則正しく管理できるのであれば、処方薬がなくなるという焦燥感にかられる事もないですし、少なくともこの部分は悩まずに治療に専念できます。
どれだけ悩まずに治療に専念できるかも、精神疾患では大切なことですので、小さな悩みもひとつひとつ取り除きながら、治療に専念できる環境を作るようにしてください。

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