【日常】ネット上では常識が非常識になる?

日々のインターネットに触れていると、現実世界のそれとは常識が異なる場面を多々目にすることがあると思います。

例えばクラウドワーカーの方であれば、素性を示さずとも仕事に携われる場合もあるでしょう。
会議や面談も声だけだったり、日々のやり取りもメールなどの文章のみという方も少なくないのでは?
この例の場合は、求められているものが素性よりも、スキルなどに重きを置いているため、またインターネット上の匿名性も相まって、成り立っていることなのだと思います。

現実世界へ目を向けてみると、会社へ入社するのであれば履歴書で自身の素性を示すのは当然なのでしょう。
企業によっては住民票や戸籍を求められる場合もあります。
面接だって、基本は対面で行うの場合が大半でしょう。
このように会社で社会活動を行うのであれば、自身の身分を明かして仕事に就くというのが常識となっています。

上記の例で、このように解離のある常識があるのですが、この差を埋める方法はないのでしょうか。
私はこの第一歩として、昨今話題のテレワークが位置付けられていると考えます。
テレワークでは、自宅にいながら仕事を進めることができますし、会議などにもオンラインで参加することができます。
しかしながら、企業によってはこれを嫌がる場合があるのも事実です。
彼らの言い分は、勤怠時間を管理できないから…会社に出社して仕事をするのが常識というレッテルを掲げるのです。
でも、考えてみてください。
有事の際、東日本大震災の時を思い出してみると、運行しない電車の駅でうろたえるサラリーマンを目にしたこと。
彼らにとっては仕事=会社へ行くこと、だったのでしょう。
実際にこのときも、テレワークで対応できたのは、ネットのインフラを整備して備えていた一握りの企業だけでした。

これらの常識を非常識と考えるかは、あなた次第ですが、常識というのはその人にとって都合のいいものとも思えるので、私自身は常に疑いを持つべきものと考えています。

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