【日常】印鑑の文化とサインの文化

以前のブログ記事で「日本と海外の働き方の違い」を論じましたが、もう少し掘り下げて、書類やサインの扱いにもその違いがあります。

日本では、特に金融関係の場では、はんこ印鑑といったものが必須となっています。
また、これに限らず、普通の企業でも社内書類のやり取りや、一般でも契約書などでの押印は当たり前のこととして認識されているのではないでしょうか?

しかしながら、海外も方と書類のやり取りを行う場合、そのほとんどが自筆のサインを求められます。
以前、冗談混じりに海外の方から、「なぜ日本人は偽造も簡単な印鑑で信用書類を承認できるの?」何て言われたことがあります。

日本は古くから最古の印鑑「漢倭奴国王」の金印にはじまり、かつては血判などまであった印鑑文化が根付いているもので、儀式的な要素もあるのかなと個人的には思っていますが、
これを否定するつもりはありません。
今では自筆のサインで済む場合も少なからずありますし…

あえて比較するならば、日本よりも海外の方が筆跡の部分が思ったよりも生活に入り込んでいるのかなと思うくらいです。
ビジネスサインの確認の際にも、筆跡鑑定などでそのサインの再現性を見られることが多いようにも個人的には感じています。

外国の方からすると、今では「ハンコ」というと海外観光客のお土産としても人気のあるもののようですから、それもまた一興なのかと思います。

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