【精神疾患】薬に頼らない治療法もあるの?

あくまで精神疾患の治療の第一歩は選択肢として、今々は薬による治療が第一選択肢となっていますが、まずはその前提としてのお話をさせていただければと思います。

これらは多くの場合、抗精神薬に始まり、抗不安薬などの安定剤や、睡眠導入剤などの睡眠薬と併用して服用することが多いのが現実でもあります。
また、漢方薬による治療方法も一部には浸透しているようですが、そもそもこれらの薬に頼るのに抵抗のある人もいるでしょう。

かくいう、私も当初はそのような考えでしたが、とにかく気持ちの部分も含めて休む、というためのあくまで補助的な立ち位置で薬を服用した過去もあります。
しかしながら服用を続けると利点ばかりでなく、マイナスな面も出てくることもあり…例えば依存により、薬を服用しないと気分切替のスイッチがうまくいかなくなったり、薬がないと寝られなくなったり…という方も少なからずいるそうです。

では服用薬に頼らない治療法もあるのでしょうか。
私の聞いた限りでは、ごくごく限られた場合に少ないケースで適用されることもあるそうです。
症状が軽度であったり、毎日の睡眠リズムが十分にとれている場合や、定期的なカウンセリングのみで劇的な症状の改善が期待できる場合など…であるそうです。

無論、精神疾患は多くの場合、ストレスに起因する場合が多いので、これらのストレスを抱え込まず、うまく解消できていることも前提としてあるでしょう。
実はここでも気を付けなければならない部分があるそうで、例えばタバコを吸えば気分が晴れたりする人や、お酒を飲めばストレスが解消されるといった人では、副次的な害として肺疾患や肝臓疾患などの別の疾患まで抱え込むリスクがあるためです。
喫煙や飲酒が、抗精神薬の代わりになってはなんの意味もないですからね。

…これらが、今のところの実情のようです。
精神疾患の分野はまだまだ症例研究の余地もあり、今後も様々な治療法が確立される可能性があると、罹患時に主治医から聞いたことがあります。
私もそう思っていますし、今後もひとりひとりの個々人にあった治療法が広く認知去れていくことを心より願っています。

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