【日常】緊急事態宣言による遠方介護の影響

政府による緊急事態宣言が発出されて一夜、早々に様々な話が耳に入ってきています。
中でも気になったのが、遠方介護をされている方々のお話です。

自身の生活基盤は都心や首都圏にあるものの、親を地方の実家で介護なさっている方々のことです。
ケアマネージャーの方々からは、やはりこの1ヶ月は往来を控えて自粛していただきたいと言われているケースがすでに多く出てきているとのことでした。

そもそも国では不要不急の外出は控えるとのことで、今回の事態に至っています。
しかしながら、このような遠方介護をされている方は不要な外出ではないとも言えるでしょう。
反面、高齢者の命を守るためには、確かに頻繁な往来は控えるべきだとも言えます。
一方でホームヘルパーの協力でカバーできる部分もあれば、ご家族の方々からすれば、このカバーできていない部分での心配も尽きない現実もあるかと思います。

実は介護サービスってもの自体、契約で成り立っているものなので、手が出せる部分と、出せない部分の線引きがはっきりと別れているものなのです。
だからこそ、遠方介護されている方の不安や心配は多いのですが…
だからこそ国、政府にはこのようなケースもあるのだと知っていただき、何が最善なのかを早急に対処していただきたいのです。

助けは必要だけど、命を守るために助けにいけない…
そんなもどかしい思いをしている方々にも、若年者や健康な高齢者へ向けての報道に傾倒している昨今ではありますが、どうか遠方介護にも対応できる策を私たちは国に期待しても良いのでしょうか?

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