【精神疾患】予兆を正しく知る
精神疾患は現代病としても一昔前より多くの人に認知されてきましたが、現状でも多くの方々が休職や精神障害者認定を受けている方々が増えている側面もあります。
では、実際に少しでも精神疾患を防ぐための手だては何かあるのでしょうか。
私の経験からすると、予兆を正しく、そしていち早く知ることなのだと思っています。
私の場合も含めて多くの場合は、体調不良で通勤できない、頭痛や腹痛で動けない…など、これらが心療内科への通院や、病欠や休職のきっかけになると思われます。
ですが同時に、この状態は既に精神疾患に罹患していることも意味します。
既に精神的な疲弊に加え、身体的な症状までも表面化してしまっているからです。
どうすれば自衛できるのか、よく時間外労働などのストレスを避けるなどの一例が言われていますが、残業の少ない職場でも発症する人はいます。
残業なしを唱っている会社でも、明らかに定時内で終わらない業務量だったり、常に緊張を強いられる職場環境で、誰とも話せないような働き方ではこれも大きなストレスとなります。
実はこのような点がまずは知っていただきたい予兆のポイントです。
このような状態が続くと、知らずのうちに苦手意識が生まれ、さらにこれが続くと気力が徐々になくなってきます。
私はこのような状態になったあと、なぜだか日々、焦燥感のような状態が出てきてしまい、不眠へと繋がっていきました。
私はこのようになってからのメンタルクリニックへの通院となってしまいましたが、これからその可能性がありそうな方はぜひ上記のポイントでの気づきを注意していただければと思います。
通院後は色々と対処法も知ることができ、自分でこのように考えていこうと思うことはできますが、私の場合は上司の対人関係もあり、会社へ上司のこういった点を改善していただきたいと訴え、実際に人としての接し方は改善されたものの、仕事に対しての丸投げの姿勢は変わらなかったため、休職 → 退職に至りました。
私は精神疾患への気づきも遅く、自分で環境を変えていこうと動いた部分はありましたが、一番変わらなくてはならないのは、自分ではなく、周りなのだと思います。
周りの環境や接し方が柔軟であれば、気づきも早く、休職してもすぐの復帰ができたのかもしれません。
もしかしたら、身体的な症状が出る前に気づいて、長きに渡る通院も避けられる結果もあったのかもしれません。
どう思っても過去は変えられませんが、これからの精神疾患の予兆への気づき、ひとりでも多くの方に知っていただき、防いでいただきたいことなのだと思いました。
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