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【精神疾患】無力だという思いにさいなまれたとき

 よく、自分は何もできなかった、あの時こうしてればよかった…などの後悔の念は、人間である以上、抱くことは少なからずあると思います。 これは心配性といわれる人ほど多く、後悔の念というものを抱く傾向があるようで、この念が大きく、あまりにも多いと不安障害などの精神疾患となるような場合もあるそうです。 また、これらの方々には多くの共通点もあるようで、自身よりも他人を優先し、細かい気配り、細かく分析して考えを巡らせる…などの性格もあるようです。 しかしながら、これらの性格は決してマイナスではありません。 自分よりも他人を優先するのは自己犠牲の精神のあらわれだと思いますし、細かい気配りができるというのは社会生活の上でも周囲にとってのプラスとなる場面も多く、分析力があれば見落としやミスに人一倍気づきやすく研究などのスキルにも活かせることがあるでしょう。 それでもこれが精神疾患の方向へ進んでしまうと、これが自身を見失うことにもならないのです。 例えば、自分はどうなってもよいが、配偶者や両親や子供、祖父母などの家族が窮地に対面する場面などに遭遇してしまうと、人一倍考え込んでしまい、不安にさいなまれ、結局自分は何もできないと、自己嫌悪のサイクルに落ち入ってしまうこともあるのです。 確かに人を思う心は大切なものだし、なくてはならないものだと思いますが、精神疾患治療の場面ではまずは自分、他人はあくまで二の次くらいに考えないとならないこともあるのです。 あなたの人生はあなただけのもので、他人にとって変わることはできませんが、考えを少し変えて、あくまで自分の人生という一つの念の中に、多くの他人が関わっているのだと、考え方の順番を変えるだけでも少しだけ楽な生き方ができると思いませんか? もしかしたらあなたの心配は、それ以上に考えている他人もいるかもしれない…それで社会活動は回っていると考えれば、心配や不安の一つ一つがもう少し小さなものに思えるかもしれません。 心配や不安を感じるなとは言いませんが、少しだけ目線を変えてみるのも一つの考え方だと思ってみるのも、これ幸いだと思います。 #無力 #心配性 #不安障害

【精神疾患】知ることと休む習慣を身につけよう

 誰だって疲れて思い切り休みたいということはあるでしょう。 しかしながら思うように休めない環境に置かれている方も多いと思います 精神疾患を抱えた方の場合、このタイミングと休める環境をつくることが治療の第一歩としてとても重要になります。 例えばある日、どうしても動きたくない(動けない)と思った日があったとします。 1日や2日なら、学校や仕事を休むことで解決できるかもしれません。 しかしこのようになりつつも、休めないような環境が半年間くらい続けばどうでしょうか? だんだんと感情のコントロールができず、怒りっぽくなったり、急に訳もわからず涙を流すような人も出てくるそうです。 そうなると体がサインを出してきている状況ともなってしまい、終いには昼夜決まった時間の寝起きができず、家から一歩も出れなくなるようにもなるそうです。 これには、いかにこのような状況に早く気づけるかも重要なキーポイントであり、気づくのが早ければ早いほど治療も早く済みますし、寛解までの道のりも長くはならないことが多いようです。 ですから、精神疾患の兆しとも言えるサインが出始めたら、とにかくすぐにでも必ずや「休む」ということが言われているのです。 一見遠回りとも思える休む行為で、どう休めばと思う方々もいるようですが、本当に横になって寝ているだけでもいいんです。 時間の無駄だと思う人もいるかもしれませんが、これが必要なことなのです。 そんな中でも、家族の心配や、経済面での収入の途絶える心配なども認めて頭をよぎることがあるかもしれませんが、こういった心配や不安を先延ばしにしてでも休むべきだと考えます。 こういったことは、国や市町村の制度で後から助けられることも少なからずありますし、何よりストレスを抱えていては身体的に休んでいても精神的には休めていないからです。 だから、可能であれば実家や近しい親類の家に身を寄せて休むということも一つの手段だと思います。 自分の状態を知って休む、そして休んだ上で自分というものを知るということが、まわり回って自身にとって一番よい結果が得られるのかもしれません。 今の世の中のスピードは早いと感じるかもしれませんが、急がばまわれの精神でのりきりたいものです。 #精神疾患 #休む #寝る #知る